日本在宅ケア学会
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在宅ケアの実践をより良い方向に、より適切・効果的な方法で進めていくために、多様な職種間と国民との合意形成を基盤として学際的に進める。
研究成果を蓄積し、体系的に発展させていくことによって知識・技術を高め、法制度創設や改革に寄与し、国民の健康と生活の支援に貢献することをめざす。


   理事長挨拶   

 日本在宅ケア学会は、在宅ケアに関わる保健・医療・看護・福祉・介護等の研究者と実務者で組織された研究団体です。平成8年に設立し、昨年10周年を迎えました。これを契機に、発足当初から理事長を務めてくださいました島内節国際医療福祉大学教授からバトンを受け、理事長に就任しました。


 在宅ケアの研究は、個々の専門職としての在宅における医療・看護・保健・理学療法や作業療法・介護・福祉について
学を深めることに加えて、学際的に研究を進めていくことが重要となっています。同時に、研究者と実務者の共同作業が必要となっています。こうしたインターデスプリナリーな研究を介して、日本の在宅ケアの充実を図ることに、大きく寄与することを目的にしています。また、在宅で生活するのは、要介護の高齢者だけでなく、入院治療の必要がない病人、様々な障害者・児であります。こうした多様な人々が地域でケアされることを、会員が研究テーマにしています。

 10年前に先見性をもって本学会は設立されましたが、きわめて責任の重い役割を担う時期を迎えていると考えています。現在では、いかに重度の人々でも地域で生活することが当たり前の時代です。また、従来の社会福祉施設は地域の住宅的な意味合いに変化しようとしています。そのため、多くの人々がエンド・オブ・ライフを自宅で迎えることも可能な時代にさしかかっています。

 こうした社会状況にあり、本学会は、年2回の学会誌の刊行、1回の学術集会を中心に活動し、社会の要請に応えていこうと考えています。また、今後は、実務者による在宅ケア実践報告についても刊行することで、実務者の在宅ケアのノウハウを蓄積していきたいと考えています。

 どうか、在宅ケアに関心のある多くの研究者・実務者が日本在宅ケア学会にご入会頂き、共に研究活動を進めていきましょう。



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